気になるバイオニュース、ちょっとマニアックな鉄道模型、心に滲みる酒場、まだバックパッカーという言葉が輝いていた時代の旅の話を中心に、徒然なるままに…


by Katsu-Nakaji

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シコシコ洋白板を削って、サイドロッドができました。

動輪可動にするため、片側三分割で製作。1ミリ洋白板を二枚張り合わせて、左右同時に切削します。関節は実物通りの位置で1ミリのピンでつなぎますが、最後まで実物のようにフォーク状にするか、重なる部分をそれぞれ片側だけ削るか迷いました。結局、フォーク状にすると関節部の強度が確保できなさそうなので、形態より機能を優先して、一般的な「片側ずつ削る」方法に落ち着きました(写真の上参照)。モデルワーゲンの9200型はフォーク状になっているそうですが、走らせてもロッド関節部の強度は問題ないのでしょうか?どなたか教えて下さい。

ロッドピンは全て1ミリ径。頭を小さくできて良いのですが、その分曲線部分をきれいに削るのに苦労しました。手持ちのヤスリとモーターツールのビットを総動員しましたが、だいたい二回程度作り直しています。工作機械が登場する以前の専門誌でもカドはビシッと、曲線は滑らかに仕上がっている模型が沢山ありましたが,どんな手をしてるんでしょうかねぇ。うらやましい…。

まぁ、何はともあれサイドロッドができたので、いよいよ機関車本体の台枠の製作に入ります。果たして動輪はスムースに回るのでしょうか。一発では無理でしょうね。さらなる苦難が待ち受けています。
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by Katsu-Nakaji | 2007-07-23 17:47 | 12ミリ国鉄9400型 | Comments(0)
ほかの下回りの部分についてはオーソドックスな作り方をしてます。ロッドはサイドロッド、メインロッドとも1ミリの洋白板で、溝は上下に細い板を貼付けて表現しました。バルブギア類は関節をフォーク状に加工。クロスヘッドとユニオンリンクの連結部は、そのカーブに魅せられて8721を作る決意をした部分でもあるので、慎重に曲げたつもりですが、ちょっと曲がってしまいました、残念。全般にロッド類はスムースにできたのですが、加減リンクは2、3度作り直した記憶があります。意外なものが手強い!

さて上回りですが、「とにかく軽く作らねば」ということで、ボイラーは結局アルミ製にすることに決定。ホームセンターで18ミリ径のパイプを買ってきました。所定の長さに金鋸で切って乗せるだけです。確かに軽くていいのですが、半田が使えないので、パーツの取り付けには、できるだけ穴を開け差し込み接着するなど、強度の確保に余計な神経を使うはめに。「これからは真鍮で作ろう」と心に決めましたね。ランニングボードは0.8ミリのアルミ板と0.25ミリの燐青銅板の張り合わせ。前後のカーブ部分は別に作り半田付けしました。これもオーソドックスな作りです。でも、ここに大きな落とし穴が隠されていたのです。そして、それに気が付いたのはほとんど完成に近付いた時でした…。

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by Katsu-Nakaji | 2007-07-21 01:06 | 12ミリ雄別8721型 | Comments(0)
テンダーの下回りは特に難しいところもなく…と思っていたんですが、意外や意外、一発で決まったのはカプラーの高さくらいという体たらく。機関車本体の工作が思いやられます。まぁ気を取り直して説明すると:

床板は0.8ミリの真鍮板。これに前後のエンドビーム(端梁)とサイドビーム(横梁)、台車取り付け用の台座を半田付けしました。エンドビームは前部が厚み3ミリ、幅6ミリの真鍮平棒を厚みを2ミリに削り作成、後部はそのうえにさらに0.3ミリ洋白板から切り出しリベットを打ったものを半田付けしました。

サイドビームは全高を2.7ミリにしたかったのですが適当なチャンネル材が見当たらなかったので、手持ちの1x2ミリのアングル材を組み合わせて1x2x1のチャンネルを作ることにしました。板厚を考慮するとほぼ狙ったサイズになるというわけです。しかし現実は甘くない…。アングル材は思いのほか柔らかくくねくねで、まっすぐぴったりつけるにはしっかり押さえ無いといけないんですが、そうすると、押さえているヤットコやドライバーによる傷がすぐついてしまい、苦労しました(何か我が身をみているようです)。しかも、ようやくできて床板に付けた後で全体を眺めると、今度は付けた位置が外側に寄り過ぎていることが判明。結局半田をはがし、チャンネル作りからやり直し。さらに半田を取る際にはサイドビームと接しているエンドビームの半田も取れて付け直す破目に。「泣きっ面にハチ」とはこういうことを指すのでしょう。

「台車の台座くらいはうまくいかないとねー」などと一人ごちながら図面にそって2.5ミリ厚程度の6ミリ角の板を削り出し所定の位置に半田付けしたのですが、実際に台車を取り付けると、どう考えても車高が高い。原因は台車のボルスターの位置が若干高かったため。これは完全には修正できないので、台座を1ミリ真鍮板に替え、ワッシャを重ねて高さを調整しました。

まぁ、いろいろすったもんだありましたが、ディテールは最後にまわし、このあたりでテンダーは「ほぼ完成」とし、次はいよいよ機関車本体の基礎部分である台枠およびロッドの製作です。簡単な線バネ可動式にしようと考えていますが、どうなることやら…。

ちなみに、できたテンダーを8721の後ろに付けてみると、違和感がありません。さすがお互い明治生まれだからなんでしょう。
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by Katsu-Nakaji | 2007-07-03 14:28 | 12ミリ国鉄9400型 | Comments(0)
動輪が車軸絶縁なので動輪を支える台枠を金属で作ってしまうと、左右のサイドロッドの極性が+ーでショートしてしまいます。機関車本体もなるべく軽く作らないといけないということで、いろいろ考えた末に台枠をアクリル製にすることにしました。シリンダー前後板もプラとすることで、ショートの問題はだいたいクリアーされます(他にも細かい所はあるのですが、そのへんは適当に絶縁できました)。

使ったのは3ミリと2ミリ厚。写真のように、両側の3ミリ厚2枚に車軸の入る溝を堀ったあとで、2ミリ厚をスぺ−サーにして組みました。さらに外側に左右それぞれ0.5ミリの真鍮板を貼付けて、台枠の幅を所定の9ミリとしました。3ミリのアクリル3枚貼り合わせでも良かったのですが、使った動輪の裏の車軸のところに大きなボスが出っ張っており、これを避けるにはアクリルを削るより真鍮板を切り抜いたほうがはるかに手間がかからないためです。また表面を真鍮としておくことで、あとで動輪から集電しなければならなくなった時にも比較的楽に対応できるし、なんてたって「見た目がかっちょいい!」ですから。まぁ色を塗ったらわからくなってしまいますが…。

しかし、アクリルを削る時に出るカスのハンパなさには参りました。ヤスリじゃらちがあかないので、プラ板カッターをカンナのように使ったのですが、その細かい「カンナ屑」が服やカーペットなど至る所に絡み付いてチクチクするのなんのって。煙突やドームぐらいなら未だしも、もう二度と台枠をアクリルで作ることはないでしょうねぇ。

写真の上に見えているのは、ブレーキ関係のディテールを取り付けた動輪押さえと、プラ、アクリル、燐青銅板で作った先台車。はじめはブレーキシュウもハンガーも全てプラで作ったんですが、後でピンを差し込んだ部分からブレーキハンガーが折れるという事故があったので、一部ハンガーを真鍮で作り直しました。やっぱり真鍮のほうが、自分にとってはきちっとした工作ができます。

その台枠と動輪押さえを組み立てると、下段の写真のようになります。
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by Katsu-Nakaji | 2007-06-11 11:54 | 12ミリ雄別8721型 | Comments(0)
懸案だった後ろコーナーは、別に作った小片をマスキングテープで保持しつつハンダ付け、成形しました。その真下にあるリベットを消してしまってはこれまでの苦労が水の泡になってしまうので、カーブを滑らかにするヤスリがけには慎重に…。時間を食ったものの、作り直しもなく、そこそこ上手く行ったんじゃないかと思います。もう少し手を加えたいのですが、これ以上やると結局ドツボにはまり、全てやり直し!ってなことにもなりかねません。ぐっと我慢です。

上部の縁取りは0.4ミリ真鍮線を甲丸にして、テンダー前部タンクの端から順にハンダ付けです。曲げる部分だけポケットバーナーで焼き鈍して曲げました。給水ハッチは適当なパイプがなかったので、0.3ミリ真鍮板を丸め丸く切った0.2ミリの燐青銅板で作った蓋をのせました(実際は適当な形に切った後丸めたパイプにハンダ付けし、円になるようにヤスリがけするんですけどね)。このあとは手すり、石炭取出口などを付けてテンダー上回りはだいたい完成、ディテ—リングは後にすると言うことで、次は床板、エンドビーム等の下回りの工作に移ります。
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by Katsu-Nakaji | 2007-06-02 11:04 | 12ミリ国鉄9400型 | Comments(0)
テンダーが機関車を押すことになったので、機関車本体はなるべく軽く作る必要があります。そこで、真鍮より軽い、プラやアルミを大幅に取り入れることにしました。つまり、テンダーはいわゆる「本格金属工作」、本体は様々な材料を使う「マテリアルミックス」路線で行くことにしたのです。ただこのことが、「ここにはどんな材料を使おうか」と常に頭を悩ますことになり、製作のスピードを大幅に遅くさせる結果となりましたが…。詳細は次回ということで、今までまともな8721の写真を出していなかったで、お見せしましょう(「まともじゃねーじゃないか」なんて言わないように)
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by Katsu-Nakaji | 2007-05-21 01:04 | 12ミリ雄別8721型 | Comments(0)
気分を取り直してケガキから始め、今度はリベットもまぁまぁ上手くいき、曲げた姿が写真です。後ろのコーナーは、別に作った小片で埋めます。これが次の難関でしょう。どうやって保持してハンダ付けしようか…。
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by Katsu-Nakaji | 2007-05-18 01:31 | 12ミリ国鉄9400型 | Comments(0)
外周も切り抜き終わったので、いよいよ「曲げ」です。まず前部(キャブのほう)のきついRから、丸棒系のものをフルに動員してうりうりやり始めたのですが、すると何と、燐青銅板が「パキ」っと折れてしまったのです。「せっかくここまで上手く来たのにぃ〜」と、一気に頭に血が…。しかし実は、上手く出来ていたわけではなく、「上手く出来ていたつもりに」なっていただけで、失敗部分は見てみぬふりをしていたわけなんですね。つまり、縦のリベット打ちを一列失敗したので、かわりに0.3ミリ線を植え込んだんですが、曲げの圧力で植え込み部分から折れてしまったというわけです。しかし結論から言うと折れて良かった。その植え込んだ部分のリベットの並びがよれよれだったにも関わらず、「塗ったらわかんないな、きっと」なんて思っていたんですから。本当は気になっていたのに作り直しが嫌で「見てみぬふり」です。神様が「作り直しじゃー」と言ってくれたようです。もう一つ。このままテンダー後部も曲げていたらものすごく幅広になっていたはずで、結局作り替えなくてはならない運命にあったのです。
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by Katsu-Nakaji | 2007-05-06 01:00 | 12ミリ国鉄9400型 | Comments(0)
車輪関係が一段落したら、テンダーの製作に移りました。ここでの難関はなんつっても沢山並ぶリベットと、後ろに広がっている、背面コーナーの処理です。リベットがきれいに出るように、材料は0.2ミリの燐青銅板。写真のように打ち出して、外形を切り出しましたーーなんて書くとものすごくうまく行ったようなのですが、その前に既にリベット打ちを二枚失敗、三度めの正直で打ち終えました。理由は自作の打ち出し器の精度が悪かったこと。打ち出し器は止め、ケガキ針をドリルにくわえてグリグリ押し出す方法に変更。始めは調子がつかめなかったものの、何とか終わりました。しかしここにも大きな落とし穴が隠されていたのです。(「テンダーをつくる2」へ続く)
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by Katsu-Nakaji | 2007-04-30 01:41 | 12ミリ国鉄9400型 | Comments(0)
先輪はエコーモデルで見つけた9.5ミリ径で、それに珊瑚の12ミリゲージ先輪用車軸がぴったり合ったのはラッキーでした。今回、唯一無加工で使えたパーツです。先輪が手当てでき完成の見通しが立ったことから、いよいよ動力関係の工作に進むわけですが、製作当初から、この機関車はテンダードライブにすることを決めていました。

テンダーにモーターを積んで、テンダーの車輪を駆動させる同方式は日米では人気がありませんが、動力装置を積んでいないことから(1)走行中機関車本体がビビらない(2)下回りを透かして見た時、ギヤーなど余計なものがなくすっきりしているーなどの利点があります。また、動力関係の工作も簡単になります。欠点は牽引力が落ちること。しかし、数両の客貨車を牽いてくれればいいので、機関車本体をできるだけ軽くして、テンダーに積めるだけウエイトを積めばまず問題ありません。

駆動方法はいろいろ考えたのですが,一番簡単な2個のモーターで2軸を回すことにしました。
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by Katsu-Nakaji | 2007-04-28 01:25 | 12ミリ雄別8721型 | Comments(0)