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気になるバイオニュース、ちょっとマニアックな鉄道模型、心に滲みる酒場、まだバックパッカーという言葉が輝いていた時代の旅の話を中心に、徒然なるままに…


by Katsu-Nakaji

9400型、キャプ完成

屋根が仕上がり、やっとキャブが完成しました。手すりや札差し等のディテールは後になります。

鋼製化キャブ全体の雰囲気は、9200,9300,9700,8050,8000型などの米製古典機をミックスした感じで、まぁ、一般的(?)にまとまってしまいました。

屋根は、塗装後にキャブの窓ガラスを付けやすくするために取り外し式とし、0.5ミリ真鍮板と0.2ミリ燐青銅板の張り合わせです。裏面には、キャブをひっくり返しても屋根がはずれないよう圧着させるための燐青銅板と、前後左右の位置決め用の角線をハンダ付けしてあります。また後部延長部には、0.3ミリ真鍮板で筋目板の内張りを表現しました。

屋根上の雨の水切りは平たく削った0.5ミリの洋白線。「ちょっと太かったかな」とも思いましたが、参考にした8050型の写真を見ると結構存在感が強いので、あえてそのままにしました。

通風器は、1ミリの真鍮板を切り出し下面を屋根のカーブに合わせ削ったあと0.3ミリの真鍮板をハンダ付けし整形、屋根にハンダ付けしてあります。従って開閉しません。

今回の難関は、何と言っても屋根と前後妻板および側板とのすき間を無くすこでした。

とりわけ妻板と側板後部のすき間が中々埋められませんでした。ハンダを盛ったりうす板を貼付け削り直したり…。ストレスの塊のようなこんな作業が何日も続き、「もう屋根をハンダ付けしちまうか」と何度思ったことか。でも、そのたびに窓ガラス入れの大変さを思い踏みとどまったのでした。

結局、後部妻板と側板のすき間は埋めきれなかったですが、筋目板内張を張ったことで塞ぐことができメデタシ、メデタシです。

こんな、何ともすっきりしない工作になったのは、本来なら屋根のカーブを曲げた後でそれに合わせ妻板のカーブを削りだすのですが、うっかりして妻板のカーブを仕上げた後で屋根を曲げるという、逆の手順を踏んでしまったためです。次からは気を付けましょう。

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by Katsu-Nakaji | 2009-07-05 11:24 | 12ミリ国鉄9400型 | Comments(0)