気になるバイオニュース、ちょっとマニアックな鉄道模型、心に滲みる酒場、まだバックパッカーという言葉が輝いていた時代の旅の話を中心に、徒然なるままに…


by Katsu-Nakaji

ユニトラック改軌

篠原が生産終了したとの悲報を受け、現有の10.5ミリフレキを節約するために、490Rのユニトラックの改軌を試みてみました。
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方法は3種類。右から、内側レールの方を6ミリ詰めたもの、中心を詰めたもの、そして幅は詰めずに枕木を平にヤスり、レールを敷き直したものです。幅詰めしたやつは枕木は、長さはちょうど良いのですが塗装をしてもバラストを撒いても、どうしてもずれが目立ってしまいます。それに、ユニトラックの特徴である強固な接続ジョイナーの機能も片方殺してしまうことに。ということで、道床の幅は詰めず、レールを改軌する方法を採用しました。

もともとのレールを留める爪は削り取ると穴が開いてしまうので、それを粘着タイプの瞬間接着剤で埋め、枕木はブラウンに塗り替えました。レールは主にさらさらタイプの瞬間留め。ゲージに注意しつつ指で押さえながら留めます。
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ユニトラックのレールはある程度曲がりができているので留めるのは瞬間だけてもよさそうですが、接続部と中央部はスパイクを打って補強しています。ユニジョイナーは、いわゆるジョイナー部分を逆さまにして目立たなくしました。レールの接続はコード70用のジョイナーが使えます(これもなくなってしまうのか!)。

尚、軌間を詰めると、外側のレールが長くなり内側の長さが足りなくなるので、外側を1.0−1.5ミリ切り取りそれを内側にハンダ付けして継ぎました。またレールジョイナーに当たる枕木部分は堀り込んであります。
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若干レールの長さが足りなかったようですが、まぁいいでしょう。長めの枕木も、ナローっぽさが出ているかも。
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ユニジョイナーとの当たりを調整すれば、12ミリも大丈夫そうです。

篠原に続いて珊瑚模型も生産を終了するとのこと。ショックでした。自分の模型人生は、まだ環七に面していた珊瑚の木戸を開け「鉄道模型の本ください」(鉄道模型趣味の存在は知らなかった)と言った時、始まりました。50年程前ですか。「模型は作るもの」ーはここで学びました。「時代の流れ」と片付けてしまえばそれまでなのですが、「分解しないでください」と表示する、システマティックなものだけが蔓延ってゆく今の日本、それで本当にいいんでしょうかね。自分は嫌です。

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# by Katsu-Nakaji | 2018-11-19 15:48 | 線路 | Comments(0)

7270形、テンダー 10

テンダーの1軸台車に移ります。
先ず、既に作っておいた台車枠を、0.5ミリ真鍮板から切り出した4ミリ幅のテンダーフレームにロウ付けしました。ロウ付けしたのは、これから続くハンダ付けに耐えさせるため。意外に、熱でヘナヘナにならないものです。
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軸箱守関連の鋳物は、1ミリ厚真鍮板からの切り出し。

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それに、帯板側に付く枕を、同じく1ミリ板から削り出して0.4ミリ洋白線でカシメ。足の根元にもボルトを植え込みました。ここまでは、自分でも驚くほど作業は快調に進み、「楽勝、楽勝」と思ったのですが…
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台枠にスリットを入れた差し込んだ軸箱守のリムを斜めに削る際、軸箱守も削ってしまったりとあわわ状態に陥り、何とかリカバーしたのが写真です。泥縄の姿丸出しですが、「まぁ鋳物の感じがでてる」とスルーすることにしました。
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板バネはテンダーの外側のフレーム(誰が設計したのでしょうか)に隠れて殆ど見えないので、真鍮板を三角形に切り出したものでいいのですが、今まで上手くいったためしのなかった「帯板重ね」に挑戦してみました。幅広の板を積み重ねて必要個数を切り出すといった技法は、たった2つしかないこの場合不経済です。そこで考えたのが、1ミリ厚アルミ板に板バネをシルエットをくり抜き、そこに適合する長さに切った帯板をはめ込んで少量のハンダで炙ってしまう、といった方法です。始めの1個は、各帯板の長さを測りながらの作業なので時間が掛かりますが、同時に残りの分も切ってしまうので、トータルでは効率的ではないかと思います。使ったのは、1ミリx0.2ミリ洋白板です。

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合わせてみるとこんな感じに。板バネは若干小さいようですが、唯一のテンダーの資料のTMS343号富田英治氏作5160形設計図(なかおゆたか氏作図)に照らしてみると、こんなもんかと。
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# by Katsu-Nakaji | 2018-10-17 03:17 | 12ミリ蒸機7270 | Comments(0)

7270形、テンダー 9

ボルスターの幅が広すぎ、作り直しです。けがの功名、こっちのほうがすっきりしました。ブレーキハンガーは、1x3ミリ洋白板。
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台車とテンダーを繋ぐ鎖を掛けるフックは形状が今一よく分からないので、ある程度想像で作りました。0.7ミリ真鍮線の先っちょに0.3ミリの孔を掘込み、洋白線を曲げて差し込んでます。フックの先は模型的処理ですね。
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台車枠につけたところ
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軸箱の蓋には1x3ミリ洋白板を1ミリ角に切りハンダ付け。あと表面をモータツールでだらけさせ、軸箱エポキシで貼り付けて枠が完成しました。
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ボルスターに装着し、やっとボキー台車が出来ました。当初は4点支持にして、2軸台車を中央1点支持にする予定でしたが、枠とボルスターを止めるネジ孔がバカになってしまったので固定、結局片側2点支持になりました。
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# by Katsu-Nakaji | 2018-09-10 00:11 | 12ミリ蒸機7270 | Comments(0)

ミニトレインズのドコー

ミニトレインズのドコービル、新品です。当鉄道に、ぴっかぴかの塗装済み完成品蒸機が入線したのは約20年ぶりでしょうか(今はなき、渋谷のアサヒホビーで英国型を購入したのが最後)。以前から「よく出来てるなぁ」と思っていたところ、ナローガレージさんで再入荷したというので、注文しました。走行性能は非常に良く、ライトも点灯するので、夜間運用もOKです。
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しかし、無塗装の集電シューが目立ので、赤く塗装。サイドタンクに塗料がついてしまいましたが、あとで拭き取りました。
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まぁこれ以上手を加えなくてもいいのですが、後部妻板がセミオープンなので寒冷地では乗員が厳しそう。そこで蓋をすることに。材料は1ミリ厚のプラ板です。
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窓の周囲の縁取りは、直径6ミリパイプの肉厚を薄くしたもの。
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これを、5ミリの穴に押し込みました。

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塗装は缶スプレーのダークグリーンを吹き付けましたが、当然同じ色ではなく、ツートーングリーンの妻板になりました。これはこれで味があると、結構気に入ってます。
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また、はめ込んであるだけなので、夏仕様ではずすこともできます。それと、キャブはタンクから上半分と妻板がはずれるのですが、金型の乱れのせいか、タンクと一直線に接していなので、その部分を一直線に削りなおしました。
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以前にフライッシュマンのCタンク下回りを使って組んだ、ホワイトメタルのドコーと。あ、林場線専用機ではないので、カプラーをマグネマティックに交換しないといけませんね、まぁそのうちに。
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# by Katsu-Nakaji | 2018-09-01 02:47 | 9ミリナロー:ドコービル | Comments(0)
はじめは予定していなかったんですが、横から見ると車輪と車輪の間の空間が目立つので、テンダー台車にもブレーキを付けることにしました。

台車は2点支持にするので、車輪に触れてもショートしないためにシューはレジン製としました。それに試してみたい事があったので…。

シューの型は1ミリ厚のアルミ板を削り出しました。
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ネットで見てやってみたかったのがこれ。ダイソーのホットメルトガンに、お湯で柔らかくなる型取り粘土を細く切って装填し、いちいちお湯に浸さずに型を取ってしまうのです。短時間にいくつものシリコン型ができてしいます。
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出来た型に同じくダイソーで買った光硬化レジンを流し込み、気泡をとったあとでネイルアート用の紫外線光源で硬化させます。硬化時間は2−3分程度。早いです。光源は新宿の世界堂で、2000円台でした。
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出来上がったのがこれ。ダイソーのレジンはハードタイプでも若干柔らかいという報告がありますが、シューにはちょうどいいでしょう。
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アームは1ミリx0.3ミリ真鍮帯板から作りボルスターにハンダ付けし、シューを0.5ミリ真鍮線で取り付けます。台枠の動きに対応できるように、シューは固定していません。
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裏はこうなってます。
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# by Katsu-Nakaji | 2018-08-04 02:50 | 12ミリ蒸機7270 | Comments(0)

7270形、テンダー 7

イコライザー裏側に、1ミリx1.3ミリの洋白帯板からつくった吊りバネの支点を、0.5ミリ真鍮線で止めます。


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次に、フレーム下側を、両側に0.5ミリの孔を掘込みドリレースで整形した1ミリ真鍮角棒と0.5ミリ燐青銅線を組み合わせて作りました。
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軸箱はハンダの炙り付け。既にハンダ付けした部分には油粘度を被せておけば融けません。
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イコライザーとバーもハンダ付け。まだ軸箱の蓋の仕上げやボルスターの製作、ディテイル工作などが残っていますが、ボギー台車作りもどうやら峠を越したようです。
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# by Katsu-Nakaji | 2018-07-21 02:26 | 12ミリ蒸機7270 | Comments(0)

7270形、テンダー 6

約8ヶ月ぶりに7270です。

おおらかな16番自由形をやってると、正反対の、ぎりぎりのスケール物への意欲もわいてきます。
ということで、イコライザー等までできていたテンダー台車の続きです。

板バネや揺れ枕の断面パーツのハンダ付けは炙りで、軸受けはロウ付けなので問題ないものの、一部既ハンダ付け部がバラバラになる心配が…、でもなんとか1発でOK、やれやれです。
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裏側です。
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# by Katsu-Nakaji | 2018-07-09 01:39 | 12ミリ蒸機7270 | Comments(0)

テツモのBタン6

ランプ掛け、バッファー、フロント掴み棒を付けて打ち止めとしました。
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ランプ掛けは、1ミリx0.3ミリ洋白板をL字に曲げたやつと0.5ミリの穴を開けた曲げてないものを付き合わせてロウ付けした後、煙室上部に真鍮線を植え込んでハンダ付けです。

バッファーは天賞堂のパーツ。可動式でしたが面倒くさいので固定して、前後ビームに接着。台座は付けようかどうしようか悩んだのですが、ごつくなるので省略しました。

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悩んだと言えば、キャブ下のステップとブレーキシュウもそう。ステップはいったんは作って見たものの、仮止めしてみると全体的にバランスが悪いのでボツ。シュウは、これを付けてしまうとテコ類も付けねば収まらなくなり、そうなると簡単なロッドが目につくことに…、で、止めました。

摂津鉄道の荒崎氏の「ブレーキシュウの付いた機関車とバラスト」の演繹法を思い出しました。スケールモデルとおもちゃの境目はこの辺にあるのですね。

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# by Katsu-Nakaji | 2018-06-17 01:14 | 鉄道模型社Bタンク | Comments(0)

テツモのBタン5

キャブの窓はただ打ち抜いてあるだけなので、0.5ミリ角線で枠を付けました。ハンダ付けしたあと、ヤスって薄くします。角線の折り曲げには、1ミリ厚アルミ板を窓の内側と同寸に整形したものを治具としました。
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煙室上部にはハンドレールです。0.5ミリ真鍮線を使いました。ディテイル加工しないこのBタンには、太めの材料で存在感を強調します。ナッブは0.5ミリ真鍮線を甲丸にした割りピンです。始め、エコー製品にしようと思っていたのですが、実際合わせてみると、繊細すぎました。
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フロントデッキのつかみ棒も、エコー製は細すぎたので、鉄製虫ピンをやや太めにドリルレースし、頭をカップカッターでまるめました。根元にはパイプをはめ、ストッパーとします。
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煙室扉ハンドルは一本棒のタイプ。パーツがどっかいってしまったので、作ります。内側の十字は0.5ミリ真鍮線の中間を、マイナスドライバーの先をタガネ風に削ったものでドンと潰し直角にはめ合わせ、ロウ付けした後中心に穴を開けました。写真では0.5ミリの穴を開けてますが、作りなおしたものには0.3ミリとし、ハンドルの軸部分に0.5x0.3ミリパイプを使ってハンドルを止める部分との太さの違いを表現しました。
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一本ハンドルも0.5ミリ線から
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円形部は0.5ミリ線をナマして2ミリドリルに巻き付けて作成。継ぎ目はロウ付けで、その後十字部分を内側にハンダ付けしました。
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ハンドルのストッパーは、1ミリ真鍮線の中心に0.3ミリ穴を開け、0.8ミリ程度に削ったものです。
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いつもながら、顔ができるとぐっと機関車らしくなります。つかみ棒は最後に付ける予定です。
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# by Katsu-Nakaji | 2018-06-02 02:04 | 鉄道模型社Bタンク | Comments(0)

テツモのBタン4

スティームドーム上の汽笛、安全弁は真鍮丸棒からのドリルレースで、円盤にまとめるおなじみの手法です。
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ボイラーバンドは0.08ミリの真鍮薄板から切り出し巻き付け、
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サンドドームに砂巻き管と元栓を、0.8x0.5ミリパイプや0.3ミリ真鍮板などからつくり接着しました。
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つぎに、砂巻き管をボイラーとサイドタンクの隙間に通すため、一枚板で作られていたサイドタンクの間をさらに切り込んで、キャブ手前の一部を残し分離します。
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これで管が通りました。
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左右タンクのなかは鉛板を詰めて、同時にタンクのサイド板とします。
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大分できあがってきました。シリンダーブロックは、スライドバーを鉛メッキする際取り外せないので液に一緒に浸したところ、塗装が残っていたのにも関わらず、綺麗にメッキされてしまいました。
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# by Katsu-Nakaji | 2018-05-19 02:25 | 鉄道模型社Bタンク | Comments(0)