「ほっ」と。キャンペーン

気になるバイオニュース、ちょっとマニアックな鉄道模型、心に滲みる酒場、まだバックパッカーという言葉が輝いていた時代の旅の話を中心に、徒然なるままに…


by Katsu-Nakaji

<   2010年 03月 ( 3 )   > この月の画像一覧

当鉄道には2両のイギリス型蒸気機関車が在籍していますが、久しぶりに棚から取り出して運転しようとすると、その内のBR(British Railways)のClass B1(バックマン製)がぎくしゃくしてほとんど動きません。「おっかし〜な〜」と思ってロッドの辺りを見てみると、何と動輪の輪心が写真のように浮き上がっているではありませんか!

「輪心交換するにしても、もう10年以上前の製品だかんなぁ〜。パーツなんか無いよな〜」とほぼあきらめて、この際どんな構造になっているか知るために分解してみました。すると輪心はゴムのように柔らかいプラスティック製で、金属製の芯にはめ込んであり、それが熱か経年変化で盛り上がってしまったようです。3軸中2軸がこんな状態でした。

指で盛り上がった所を押すと元に戻るので「こりゃ直るぞ」と、ドライヤーの熱を当て浮き上がりを押さえつけ、瞬間接着剤で再度浮上がらないように固めてみました。
d0101131_0384687.jpg

どうやらこの修復作業で輪心はもう浮き上がってこないようです。動輪も引っかからずに回ります。ほっと一段落。でも、熱でスポークの一部がよれ、塗装はベロベロ剥げてしまい、自分の技量では元の綺麗にライニングされたグリーン塗装に戻すのは不可能だったので、下回りを黒く塗ることに決定。ついでにグリーン+白と赤のライニングの上回りも黒く塗り直し、さらにヨレヨレ度も合わすためにウエザリングもしちゃうことにしたのです。

この模型、とても綺麗だったんですけど、実は何となく愛着がわかなかったんですねぇ。でもこうして黒い蒸機になってみると迫力がぐっと増して、一気にお気に入りに。16番部門の主力機になりそうな雰囲気です。黒のイギリス型、いいですね〜。

そうそう、前面の真空ブレーキ管は部品がなかったので自作しました。作り方は、1ミリの真鍮線を鋭角に曲げ、0.3ミリ線で作ったリングを曲げた部分の前後にはめてその内側にハンダを流し整形してエルボーを表現。そのあとにコードの芯に使われている細い銅線を1ミリ線のブレーキ管の先の部分に巻き付けて、さらにその先端に0.5ミリ線から作ったリングをハンダ付けして6角に整形してあります。

また、先台車にマウントされているの00ゲージに標準のごついベーカー式(なのか?)カプラーはヨーロッパのループ式に換え、前から見た印象をすっきりさせました。


d0101131_0385737.jpg

[PR]
by Katsu-Nakaji | 2010-03-23 00:42 | 英国型 | Comments(0)
コンプレッサーから煙突の方へ伸びる排気管の先に付く気水分離器は、直径2.5ミリ程度なので3ミリ棒から削りだせば早いのですが、3ミリが無かったので手持ちの4ミリ真鍮棒をドリルレースしました。

さて問題のボイラーに取り付ける2本の足ですが、最初は0.7x0.2ミリの真鍮帯をコの字に折り曲げてハンダ付けすればいいかなぁ〜と思っていたものの、分離器底面のテーパーを省略する気になれず断念。イモ付けも左右を平行に付けるのが難しく、例え付けられたとしても足をボイラーにハンダ付けする時に外れてしまうのは目に見えているので、これもだめ。

結局、底面に0.5ミリの穴を開けてテーパーに削った後で、その穴に外にでる部分を平たくヤスった0.5ミリの真鍮線を差し込みハンダ付けしました。底面中央には、ドリルレースで配水管の元の部分を表現した0.5ミリ線を穴に差し込んであります。

排気管は0.6ミリの真鍮線。0.5ミリにしようか迷ったんですが、実物でも太くて力強い印象があるので0.6ミリにしました。

曲げ方は基本自由なんですが、プロトタイプが無い分デザイン的な観点からあーでもない、こーでもないと苦労します。決めるまで時間がかかりましたが、出来上がりは曲がり具合に何となく色気があって、満足です。

排気管と気水分離器のジョイント部はこの一帯のハイライトなので、ちょっと凝ってみました。

接続部のエルボーは0.08ミリの真鍮板(箔?)を焼き鈍して巻き付けたあと直角に曲げ。なかなかエルボーの真ん中で曲がってくれないし、やっと曲がったかと思えば巻き付けた真鍮板がクニョっと浮き上がりその修正にハンダを盛り上げたりと、何ともスッキリしない出来となってしまいました。まぁ、この機関車の他のどの部分も「手の切れるようなシャープな出来」とは真逆なので、バランス的には全然OKです。でも拡大写真でみると荒いですね。もう少し形を整えますか。

エルボーの後ろには、外径0.8ミリ内径0.6ミリのパイプと0.5ミリ真鍮板を組み合わせて6角ユニオンを付けました。オーバースケールですが、この位の方が肉眼で見たときに気が付きやすく、むしろ「おっ、細かいね〜」と言ってもらえるんじゃないかと期待してるんですが…、甘いか。

排気管・気水分離器のあとは発電機に排気管を付けました。発電機は米カルスケール社製のロストで、アメリカ型古典機関車にはさすがにちょうど良いサイズです。

排気管は0.5ミリの真鍮線で、発電機に表現されている排気管が接続する部分の下半分を削り取るような感じで糸鋸で溝を彫り、そこにはめ込んでハンダ付けしました。

マフラーは、2ミリの真鍮棒の中心に0.5ミリの穴をドリルで貫通させた後に1.6ミリ程度にドリルレースで細くして、排気管に差し込みました。

機関車左側であと残るのは、左右のエアータンクを結ぶパイピングだけとなりました。おっと、まだキャブ下のブレーキシリンダーとパイピングがありましたか。これは左右同時にやる予定です。


d0101131_1233738.jpg
d0101131_1235730.jpg
d0101131_1242084.jpg
d0101131_1253436.jpg

[PR]
by Katsu-Nakaji | 2010-03-22 01:27 | 12ミリ国鉄9400型 | Comments(260)
砂撒管のあとは、パイピングのハイライトとも言えるコンプレッサー回りです。

コンプレッサーとその右上に付く調圧器はエコーの小型蒸機用空制化パーツ。コンプレッサーには、米カルスケール社製のコンプレッサーに付属していたボイラー取り付け用パーツをハンダ付けしておきます。

調圧器を通ってキャブに伸びる蒸気管は0.5ミリ真鍮線に細く切って鈍した0.08ミリ厚の真鍮箔を巻き付けたもの。コンプレッサー左のチリコシも同パーツで、これも0.5ミリ線でつながってます。

これらの管を取り付けた後、コンプレッサーをボイラーにハンダで固定しました。コンプレッサーをボイラー付けた後でやろうとすると、ハンダ鏝が入らなくなりますから。

エアータンクの外側にくねくね付いてる放熱管の線径は0.4ミリにするか0.5ミリにするか迷いましたが、ここも0.5ミリにしました。

曲げ方は、木板に虫ピンを打ち込み、それをガイドにドライバーでぐいっとやります。その後で管と管の間に0.6ミリ厚の真鍮板を挟んでヤットコでギュッと押さえて、曲がりの間隔を一定に整えました。

実物では、放熱管の曲がり具合は管と管が平行になっているのではなく、シリンダーに向かって緩やかに傾いているとされてます。でも、模型であまりそれを意識して曲げると却って見苦しくなるので、平行に近くていいと思います。

管支えは、0.7x0.2の真鍮帯板を鈍して管を挟み、先端の厚みが0.5ミリ程度のドライバーで隙間を押さえつけて整形しランボードにハンダ付け。シリンダー右端面中心のパイプに逆の傾斜を作らぬよう上手く差し込めるようにするのが難しく、放熱管部分は3回作り直しました。

あと、ハンドレールは0.4ミリの洋白線です。

9400に使っている線径は、1/87にしては若干太いかなぁとも思いますが、その方が蒸気機関車の力強さを表現できると思っています。衝撃にも強いでしょう。市販されている1/87スケールの蒸機パイピングは一回り細く、このスケールの持つ繊細さを表してはいますが、自分には何か迫って来るものが感じられません。また、模型店のショーウインドウには、何十万円という値札を付けながらパイピングの一部がクニャっと曲がっている塗装済完成品もあったりして、「商品としていかがなものか」と思ってしまいます。

さて、機関車左側の主要なパイピングとしては排気管が残っていますが、その先っちょにつく気水分離器をボイラーへどう付けようかで行き詰まっており、手が進んでません。

d0101131_1493240.jpg
d0101131_1494364.jpg
d0101131_149543.jpg

[PR]
by Katsu-Nakaji | 2010-03-07 02:14 | 12ミリ国鉄9400型 | Comments(0)