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気になるバイオニュース、ちょっとマニアックな鉄道模型、心に滲みる酒場、まだバックパッカーという言葉が輝いていた時代の旅の話を中心に、徒然なるままに…


by Katsu-Nakaji

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当時の、ボールドウィンその他米国製の一部蒸気機関車にみられたボイラーの火室部分のくびれ(エビの背のようです)を表現するため、火室先端にあたる部分にクサビ状の切れ込みを入れて下に曲げます。

せっかくきれいに丸まったボイラーに糸鋸を入れるのは勇気がいりましたが、これをしないと後が進まないので、あらかじめ引いておいたケガキ線に沿ってノコ刃を入れました。

曲げる頂点から、一番低くなる火室後端までの高低差は0.5ミリなので、それほどクサビの切れ込みを大きくする必要はありません。とにかく、図面にあてつつ現物合わせです。

「このくらいでいいかな」というところでボイラーとほぼ同寸の18ミリ径のアルミパイプに通し、針金やら指を使って接合部をきちんと合わせてハンダ付け。ここまでは意外とあっけなくできてしまいました。

その後は継ぎ目やボイラーの傷を消すために、その部分にハンダを盛ってヤスリがけの繰り返しです。この方が時間がかかりました。

ボイラーの継ぎ目はボイラーバンドで隠れるの場所なのでそれほど気合いをいれて修正する必要はないのですが、そのほうが、製作途中でも見栄えがいいので…。ボイラーバンドをハンダ付けする際に修正部分が融けて再度修正することになる可能性も大きいので徒労かも。まぁ、単なる自己満足でしょうかね。

写真は斜め後ろからのほうが、くびれがよくわかります。
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by Katsu-Nakaji | 2008-07-21 18:17 | 12ミリ国鉄9400型 | Comments(0)
煙室が丸まりました。

燐青銅板は真鍮より弾力があるので、所定の直径にまで丸めるのに真鍮より時間がかかります。あと、板目があるので曲げた部分に筋が入ることがあります。

適当な直径の丸棒2本を、昔の洗濯機の洗濯物を絞るローラー(わかんない人も多いんでしょうねぇ)のように使い、ウリウリと曲げて行きます。また、万力に、さらに細い丸棒(デザインナイフの柄を使いました)をしっかりくわえ、それに跨がせて曲げきれない部分をグッグッと押して断面を真円に近くなるように調整しました。

そうこうする内に両端が突き合うようになればしめたもの。最後の仕上げは、所定の直径の棒に差し込み、机の板など固めの所でパイプをグリグリ、ゴリゴリと動かせば、そこそこきれいに丸まってくれました。

出来たら、ボイラーへのはまり具合を確認、調整して突き合わせ部分をハンダ付け。ボイラー後部の火室部分は曲げをとって立たせておきました。

さぁ、次はボイラーにズバっと切り込みを入れ、細まった火室を表現します。あードキドキする。
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by Katsu-Nakaji | 2008-07-13 17:46 | 12ミリ国鉄9400型 | Comments(0)
いよいよ上回りの製作に入ります。しょっぱなは、そのハイライトというべきボイラーです。

煙室部分にはリベットを多数打ち出さなければいけないので、リベットがシャープに打ち出せる0.25ミリの燐青銅板を使い、その後方のボイラーは0.3ミリ真鍮板を丸めることにしました。直径は19ミリです。

先ずは燐青銅板に煙室のリベット位置をケガキ、自作の打ち出し機を使って打ち出します。煙室扉と接するリベットは1.5ミリ間隔、その他は1ミリ間隔としました。

リベットをまっすぐ打つのは至難の技ですが、針を一つ一つ慎重にケガイたリベットの位置に合わせ、なんとか大きな乱れもなく打ち終えました。老眼+近視の身にはきつい作業ですが、それでも一列15分程度で打ち終えてます。

その後は煙室のサイズに合わせて板を切り抜きましたが、煙室はボイラーの内径に収まるように丸めないといけないので、ボイラーを作ってから丸めることにします。

さてボイラーですが、何せこういった「丸めもの」は初めてなので、真鍮板と格闘する前に試しに紙を丸め、型を作ってみました。

型紙を作ると、ギアボックスの欠き取り部分の大きさや、火室下部と動輪との当たり、そして火室後部の形状などがよくわかります。そして最終的に「よし!」となり型紙を開くとボイラーの展開図が得られるので、それを図面に起こして真鍮板に写し取ればOK。あとは切り抜いて丸めるだけです。

丸めるだけ…とは言うものの、これがボイラー製作では最難関。いろいろな製作記を読むと「最初に突き合わせ部分をきつめに曲げること」とあるので、素直にそれに従いました。あとは手持ちの12〜18ミリ径の丸棒やパイプを使ってぐりぐりしながら円筒にしていきます。「いつ出来んのかなぁ〜」なんて思いますが、何時間かそうこうする内に、なんとなく丸まってしまいます。

これから、キャブにかけて傾斜している火室部分の表現や煙室の丸めなど大きな作業が控えているのですが、先ずは「ひと山越した」っていう感じですか。

写真上は、型紙の展開とそれを図面に起こしたものです。



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by Katsu-Nakaji | 2008-07-10 19:20 | 12ミリ国鉄9400型 | Comments(0)