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気になるバイオニュース、ちょっとマニアックな鉄道模型、心に滲みる酒場、まだバックパッカーという言葉が輝いていた時代の旅の話を中心に、徒然なるままに…


by Katsu-Nakaji

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中ざと(3)

何となくまったりしたくて、一月の新年会以来久しぶりに「中ざと」に行きました。

するとどうでしょう。店内は小上がりも含め7割がた満席状態。宴会も入っていたので、女将さん(ママと呼ばれています)とお手伝いのおばさん、そして一人で料理を作っている親父さん(マスターです)はかなりいっぱいいっぱいの様子。

常連さんが一人帰ったので何とかカウンター席を確保できたのですが、喧騒にかき消され風鈴の音も聞こえず、さすがにまったりとはいきませんでしたね。

「給料日あとだからじゃない」と、隣の、キムチとたこブツでウーロンハイを飲んでいたおばさんが言います。

ただ、気になるのは、ちょっと前にここがTVで紹介されたということ。このブログの検索ワードでも「中ざと」が結構上位にあることも、ひっかかります。

蒸気機関車末期の、ルールも何も知らないにわかファンが大挙して線路際に押し寄せた「SLブーム」の記憶がよみがえってしまいました。

客が多くて良くないなんて言うつもりは微塵もありません。ただ、何人いても、ふとした瞬間に風鈴の音が聞こえる、そんな空間であって欲しいのです。わがままでしょうか。

まぁ、おそらく杞憂でしょう。また行ってみます。
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by Katsu-Nakaji | 2008-02-27 14:32 | 大衆酒場 | Comments(0)
安全弁を弁室の前面に、油壷をシリンダーの前面にそれぞれ付け、シリンダーブロックのディテール工作が完了です。

安全弁は0.5ミリ線と0.8ミリX0.3ミリ帯板の組み合わせ、油壷は2ミリの真鍮線からドリルレースで作りましたが、大きさを揃えるのに苦労しました。結局不揃いですが…。

シリンダー周りの工作では先に付けた部分のハンダを溶かさないようにハンダ付けしていくことが重要ですが、溶かしたくない部分をゴム粘土で覆っておくと結構大丈夫なことを発見しました。

さぁ、次はフロントデッキを作りましょうか。
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by Katsu-Nakaji | 2008-02-24 16:22 | 12ミリ国鉄9400型 | Comments(0)

脊髄損傷治療に朗報

久しぶりのバイオです。

バイオの世界は「iPS(人工多能性肝細胞)の登場で再生医療の実用化がぐっと近づいた」と沸いています。京大・再生医科学研究所の山中教授が先鞭をつけたiPS細胞は、ES細胞(胚性肝細胞)の作成と違い受精卵の胚を破壊することがなく、しかもES細胞と同等(一部にはそれ以上という見方も)の分化能力をもっており、患者自身の細胞からも作れることから、倫理上および免疫反応の問題も少ないを考えられるからです。

そんなわけで、国際的に実用化へ向けものすごい競争が起こっています。「日本発のバイオ技術を死守しろ」と、政府は約30億円の予算(2008年度)をiPS研究につけました。

しかし本当にヒトの病気治療に使えるかは未知数で、山中教授も「克服すべき課題は多い」としています。マスコミ(自分もその一部ですけど)を中心に期待だけが先行したフィーバーぶりともいえるかも…。個人的にはしばらく静観したいですね。


それよりも、イギリスからちょっと気になるニュースが入ってきました。ケンブリッジ大のチームが、脊髄損傷の治療につながる研究成果をあげたというのです。


背髄損傷は事故などで脊髄の神経が破壊され体の自由が利かなくなる疾患で、スーパーマン俳優の故クリストファー・リーヴ氏がかかっていたことで有名。これまで、壊れた神経を再生する決定的な方法は見つかってませんでした。理論的には脊髄内の神経を再生することは可能。でも、損傷した部分に形成される瘢痕組織というものが再生を邪魔しているらしいのです。


ケ大チームは、なんとこの組織の中の分子を食べてしまうバクテリア酵素を発見しました。この酵素―コンドロイチナーゼ―はその厄介者を食べて神経を再成長させるだけでなく、損傷を受けていない部分の神経を伸ばして損傷している部分をバイパスして神経をつなげる役割もするというのです。


勿論、脊髄損傷に関しては、その治療のため様々な研究が各国で進行中で、アメリカでは近々体内埋め込み式で電気的刺激により神経線維を成長させる装置が実用化されるとも聞きます。


iPS、iPSと騒いでいるうちに、日本は様々なバイオ分野でさらに遅れを取ってしまわないか心配です。
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by Katsu-Nakaji | 2008-02-21 17:43 | バイオニュース | Comments(0)
バルブロッドが完成しました。

ロッドは0.5ミリ洋白線。クランク部分は、1ミリの洋白板を削りだしたものに、1ミリの洋白線、外径0.8ミリ、内径0.5ミリのパイプ、それに1ミリの洋白線からドリルレースで作ったピンを組み合わせています。クランク側にハンダ付けし、シリンダーとの接続は、分解の便を考慮して、シリンダーブロックに植え込んだ0.8ミリX0.5ミリのパイプに差し込んであるだけです。

ロッドとスラドバーとの平行に気をつけることがここの工作の全てで、自分としては、大きな作り直しもなく、あっさり出来てしまいました。
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by Katsu-Nakaji | 2008-02-11 14:40 | 12ミリ国鉄9400型 | Comments(0)
バルブロッドを除き、ロッドまわりが完成しました。もっと早く出来る予定だったんですが、スライドバーに思いの他手こずり、年明けから1カ月以上過ぎてしまいました。

さてそのスライドバーですが、クロスヘッドの溝にあわせるため0.8ミリの洋白板で作るべきところ、手持ちに無かったため1ミリ板を0.8ミリに削って、さらに外径を整えました。

それを4本作れば良いだけのことだったんですが、そうは問屋が卸してくれませんでしたね。

目分量で削ったら上下の間隔がクロスヘッドのそれを合わなかったり、シリンダーに差し込んでハンダ付けする部分の寸法をミスったりと、結局10本くらいは作り直したかもしれません(机の下に飛ばしたのもあります。ちなみに、飛ばした部品はよっぽどの物じゃ無い限り、探すのが面倒なので作り直しています)。そんなこんなでスッタモンダした挙げ句、きちんと採寸して慎重に作ったら、結局1日で4本出来てしまいました。不精はいけません、急がば回れです。わかってはいるのですが…。

ほかには、クロスヘッドとメインロッドを、頭に0.5ミリ線を植え込んだ1ミリの六角ネジで止め、メインロッドのクランクピン穴はかなり深めにザグリ、取り付けました。

シリンダー中心間隔を20.5ミリと狭くとってしまったのでメインロッドとサイドロッドのクランクピンが干渉しないように、メインロッドのビッグエンド部分に左は真鍮線を丸めて作ったワッシャ、右はメインロッド裏に0.5ミリの真鍮板をハンダ付けして、間隔を確保しました。ちなみに、左右で違う工作になったのは、単なる成りゆきで、深い意味はありません。見た目も、言われなければその違いに気が付かないでしょう。

ガイドヨークは既にに作っておいたのですが、実際取り付けてみると幅広が判明。クランク状に曲げて修正しました。試運転の結果は上々。今後フロントエンドビーム、シリンダーのディテール追加と進み、早く下回り完成としたいですね。
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by Katsu-Nakaji | 2008-02-10 02:58 | 12ミリ国鉄9400型 | Comments(0)

日本堤・大林(1)

中ざとのある三ノ輪から地下鉄日比谷線で一駅、南千住で降りて南口から吉野通りを泪橋の交差点を越え浅草方面へ5分も歩けば、山谷のいわゆるマンモス交番の先に見えてくるのが大林です。山谷のまん中、東京でもっともディープな場所にある酒場の一つと言えるでしょう。しかしその特徴は場所柄にあるのではなく、60年の歴史を誇る、ある種の品格を備えた店構えと佇まいにあります。

大林と染め抜かれた暖簾をくぐり木の引き戸を開けて中に入ると、天井は高く、中央右手に20人程度座れそうなカウンターと、左手には2〜4人がけ程度のテーブルが数台並んでいます。床は三和土で、年季の入った木のテーブルや椅子はピカピカに磨きあげられており、まさに「いぶし銀」のよう。近頃はやりのレトロ酒場がいかにインチキ臭いことか…。また、ここは喧噪とは無縁で、静かに酒を楽しみたい人間だけが集うのも、ほかの酒場と趣を異にしています。こんなことがありました。昨年末に店の大将に「新年会で5、6人連れてくるからね」と言ったところ、彼曰く、「いいよ、そんな大勢。騒がしくなっちゃうし…。1人できなよ」ー。インターネット等で調べても,電話番号は見当たりません。

暖房はカウンターの中の石油ストーブだけなので気温の低い日はしんしんと冷えます。でもそんな夜に、この時代が止まったような大林で一人飲んでいると、何か憑きものがスーっと落ちて行く、そんな感覚を覚えるのです。
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by Katsu-Nakaji | 2008-02-07 02:25 | 大衆酒場 | Comments(0)