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気になるバイオニュース、ちょっとマニアックな鉄道模型、心に滲みる酒場、まだバックパッカーという言葉が輝いていた時代の旅の話を中心に、徒然なるままに…


by Katsu-Nakaji

カテゴリ:80年代の旅( 1 )

地球の裏側で見た煙

このブログの表題で80年代の旅を謳っているにも関わらず、これまで旅行のことには全く触れずじまいでした。まぁ,理由は色々あるのですが、思い入れが強いこともあって、何から始めていいのか分からなかったというのが本音です。でも、そろそろ始めないと、アル中ハイマーの頭の中からどんどん記憶が消えてしまいます。ただ、まだどうまとめていいのかわからないので、取り敢えず「煙」から入ろうかなと…。

今から26年前(もうすぐ27年になりますけど)、学生の僕は南米を旅行してました。リュックを担いで足の向くまま、気の向くまま。時も気にせず、明日も気にせず、漂うように南米を歩いていました。そして、ペルー・インカ帝国の主都クスコから、今では世界遺産に登録されているマチュピチュ遺跡へ向かう道すがら出くわしたのが、写真の米ボールドウィン製蒸気機関車です。

クスコからマチュピチュには鉄道(おそらく線路の幅が90センチのナロー)であっさり行けるのですが、あっちに寄り、こっちに寄って何日もかけてマチュピチュを目指している途中に訪れた、オヤンタイタンボという村のPlaza(広場)のベンチでボーッとしていた時です、遠くの方からどう考えても汽笛としか思えない「ぽーー」っていう音が聞こえてくるではありませんか。当時はすっかり鉄道への興味を失っていたのですが、この「ぽーー」が聞こえた瞬間、リュックを背負ったまま、その音の方角へ脱兎のごとく走り始めていました。そして撮ったのがこの写真です。何とナローゲージのボールドウィンではありませんか!神様ありがとう。久しぶりに鉄っちゃんになってバシバシ撮ってたら、いつの間にか横にいたトウモロコシ売りのインディオのおばちゃんが、「なんだコイツは」視線をビシビシ投げかけて来たのを憶えています。
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by Katsu-Nakaji | 2007-12-12 02:47 | 80年代の旅 | Comments(0)