気になるバイオニュース、ちょっとマニアックな鉄道模型、心に滲みる酒場、まだバックパッカーという言葉が輝いていた時代の旅の話を中心に、徒然なるままに…


by Katsu-Nakaji

9400型、安全弁台座、サンドドーム

2009年最初の工作は、安全弁台座です。地味ですねぇ〜。

まぁ、地味は地味なんですが、「各所に改造を受けて辛くも生き残った明治の古豪」のムードを醸し出すための重要な部分なのです。

装備の近代化工事を受ける前に全廃されてしまったこの機関車を、「もし昭和まで生き残っていたら?」というコンセプトで作っているので、それを表現するには「オリジナルの姿のどこを残してどこを改造するか」がカギとなります。

その改造部分の1つが安全弁周辺。

オリジナルでは、安全弁は古典的なやつが横2列で台座に取り付けてあり、汽笛も横2連で台座からの後方張り出し部分に設置されています。

しかしこのままでは発電機を安全弁とキャブの間に追加しようとしても、汽笛が邪魔をして取り付けられません。そこで汽笛を5室のタイプ1つにしてスティームドームに移設、同時に安全弁も国鉄制式機関車に使われているタイプに変え、台座に縦に並べることにしたのです。

「発電機を、ボイラー側面とかスティームドームとサンドドームの間とかに付ければ、こんなことしなくてもいいんじゃないの?」ーーそういう意見もあるでしょうねぇ。

作り方はドーム類と同じ。台座は直径を6ミリとし、同寸の外径のパイプに5ミリの真鍮丸棒を入れ、その中心に、ボイラー取り付け用の2ミリのねじ穴を切り整形しました。裾は、ボイラーのカーブに合わせて曲げた0.25ミリの燐青銅板片台座にハンダ付け後に形を整えます。

パイプと真鍮棒を組み合わせたのは、単に手元に6ミリ棒がなかっただけです。

なお、ボイラーのくびれ部分に取り付けるため、底面前方を多めに削って台座上面が水平になるよう調整しました。

安全弁は、2ピース組み立て式の安達の国鉄用パーツ(「低」の方)。1/80用なので若干細く削り直してあります。これを台座に開けた1ミリの穴にねじ込めば完成です。

「簡単に台座ができちゃいました」って書きたいのですが意外に手強く、3つ目で何とか形になった次第です。情けない…。

台座のあとは、サンドドームの頭に砂の取り入れハッチを付けました。ハッチの付く部分を平に削り直径4ミリの真鍮棒をスライスしてハンダ付け、さらにドリルレースで削って仕上げたものです。また、ドームの段々を、塗装後も見えるようにするため若干深く削り直しました。

次はいよいよキャブでしょうかね。おっと、その前にボイラーバンドを巻かねば。


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Commented by ゆうえん・こうじ at 2009-01-13 00:01 x
中島さん 9400 工作が進行しているようでなによりです。

私の場合最近ドーム類は手抜き工作で、珊瑚の裾をプレス加工した挽物パーツやエコーのロストパーツのの頭を削り直したり、頭をぶった切って別の自作挽物の頭部と合体させたりしています。
手持ちのパーツ箱ひっくりかえしてノギスで径を測ってみれば、意外に使えるモノがみつかります。最新作の6500の安全弁台座は、珊瑚の200のサンドドームからの加工です。煙突もキャップと胴体は自作の挽物ですが、スカートはエコーのロストパーツの煙突から切り取っています。
Commented by Katsu-Nakaji at 2009-01-14 01:45
ゆうえんさん、6500完成おめでとうございます。綺麗ですねぇ。丸物パーツはある程度溜め込んでるんですが、使うのが何となくもったいなくなってしまうんです。貧乏性なんでしょうか。でもエコーのパーツ等は次回作(タンクロコを予定してます)に使ってやろうかと目論んでます。

by Katsu-Nakaji | 2009-01-11 18:13 | 12ミリ国鉄9400型 | Comments(2)