気になるバイオニュース、ちょっとマニアックな鉄道模型、心に滲みる酒場、まだバックパッカーという言葉が輝いていた時代の旅の話を中心に、徒然なるままに…


by Katsu-Nakaji

9400型、煙突/ドーム

蒸気機関車のシンボル、煙突とドームです。

それにしても2つのドームには手こずりました。色々ばたばたしてて工作の時間があまりとれなかったこともあるのですが、仕上げが難航。出来るまで1ヶ月ほどかかってしまいました。

では、まずは煙突。

ストックしてあった珊瑚模型の5900型用煙突を、高さを縮め、チムニーキャップや裾のカーブをドリルレースし直しました。これは、今回のここまでの工作で使った数少ない市販パーツの1つですが、おかげであっという間にでき上がり、思わず合掌です。

この後は、裾部を薄くヤスリ、リペットを植え込む予定ですが、それは煙突の取り付け位置を調整した後でやることにしましょう。

ドームは、煙突後方のサンドドーム、その後ろのスティームドーム共に、組み立て棚用直径10ミリの真鍮タボを削りました。

タボのネジ部を電動ドリルにくわえて、荒めのヤスリで直径9ミリ程度までドリルレース。勿論ドームのカーブも同時に削りだします。ここまではガンガンいけて、1つ10分程で出来てしまいます。

問題はここからです。「明治の機関車コレクション」(機芸出版社)の写真を見ると、ドームはきちっと段が付いたタイプではないのですが、何といやらしいことに、サンドドームには目立たないながらも無視できない程度の段が付いているんですねぇ。また、スティームドーム上部にも段があるような、ないような…。

こうした微妙な部分を表現するときは、作る前に自分がそれをどう表現するのかきちっとイメージする必要があるようです。そうしなかったので「この方がいい、いやこっちがいい」といろいろやって泥沼に。ヨレヨレの、見るも無惨な姿になってしまった失敗作を写真最下段に出して、戒めとしておきます。

もうひとつの失敗は、仕上げまで電動ドリルで高速回転させながらヤスリを当てていたこと。ミスした場合、傷がかなり大きくなります。最終仕上げは、ハンドドリルにくわえ直してゆっくりやるのが良いようで。古典技法と呼ぶ人もいるようですが、ハンドドリルは場所をとらず音も静かなので、狭いマンションでの夜中の作業にうってつけです。

最終的に出来上がった2つは、大体のとこまで電動ドリルで削った後、くわえていたネジ部分を糸鋸で切り離しました。さらに底を平にして今度は逆さまにドリルにくわえて回転(この電動ドリルのチャックは直径10ミリまでOKなので便利)。紙ヤスリ等で中心部を芯出しして、回転させたままケガキ針をその中心の当ててポンチマークとし、ピンバイス付けたドリル刃をそこに当てドーム取り付け用ビスの穴を開け、2ミリのタップを立てました。

仕上げはハンドドリル。2ミリの長ネジの頭を切りドームにねじ込み、それをチャックにくわえて行います。この時に先述の微妙な段差を付けるわけですが、段差付けには以外にも目立てヤスリ(小)が良いことを発見しました。

最後に残った裾部分ですが、スカートは0.3ミリ真鍮板をドームが余裕で乗る幅で長めに切り出しビス穴を開け、ボイラーのカーブに合わせて曲げておきます。これを、ビスでドームに締め付け、ハンダ盛って裾のカーブを整形するのですが、その前にドームの底をライターヤスリ利用の回転工具で削り、ボイラーのカーブに大体合わせると同時に高さを調整しておきました。

スカートにハンダを盛る前には、ビス、ビス穴にグリース等をタップリ塗ってハンダが回らないようにすることが大切。くっついたビスをはずそうとハンダごてを当てると、それまでの苦労が全て融け去ってしまいます…ええ、してしまいました、実際(涙)。

出来上がってみると「まだ何か違う…」。微妙な段差も塗装すると埋まってしまいそうです。しかしこれ以上やっても自分の工作力ではさらなる泥沼にはまるのは目に見えているので、とりあえず次の作業に移ります。


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by Katsu-Nakaji | 2008-12-20 17:19 | 12ミリ国鉄9400型 | Comments(0)