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気になるバイオニュース、ちょっとマニアックな鉄道模型、心に滲みる酒場、まだバックパッカーという言葉が輝いていた時代の旅の話を中心に、徒然なるままに…


by Katsu-Nakaji

9400型、ボイラー(3)

当時の、ボールドウィンその他米国製の一部蒸気機関車にみられたボイラーの火室部分のくびれ(エビの背のようです)を表現するため、火室先端にあたる部分にクサビ状の切れ込みを入れて下に曲げます。

せっかくきれいに丸まったボイラーに糸鋸を入れるのは勇気がいりましたが、これをしないと後が進まないので、あらかじめ引いておいたケガキ線に沿ってノコ刃を入れました。

曲げる頂点から、一番低くなる火室後端までの高低差は0.5ミリなので、それほどクサビの切れ込みを大きくする必要はありません。とにかく、図面にあてつつ現物合わせです。

「このくらいでいいかな」というところでボイラーとほぼ同寸の18ミリ径のアルミパイプに通し、針金やら指を使って接合部をきちんと合わせてハンダ付け。ここまでは意外とあっけなくできてしまいました。

その後は継ぎ目やボイラーの傷を消すために、その部分にハンダを盛ってヤスリがけの繰り返しです。この方が時間がかかりました。

ボイラーの継ぎ目はボイラーバンドで隠れるの場所なのでそれほど気合いをいれて修正する必要はないのですが、そのほうが、製作途中でも見栄えがいいので…。ボイラーバンドをハンダ付けする際に修正部分が融けて再度修正することになる可能性も大きいので徒労かも。まぁ、単なる自己満足でしょうかね。

写真は斜め後ろからのほうが、くびれがよくわかります。
9400型、ボイラー(3)_d0101131_18151093.jpg
9400型、ボイラー(3)_d0101131_18152069.jpg

by Katsu-Nakaji | 2008-07-21 18:17 | 12ミリ国鉄9400型 | Comments(0)