雄別8721型、下回りはアクリルとプラ主体に
2007年 06月 11日
使ったのは3ミリと2ミリ厚。写真のように、両側の3ミリ厚2枚に車軸の入る溝を堀ったあとで、2ミリ厚をスぺ−サーにして組みました。さらに外側に左右それぞれ0.5ミリの真鍮板を貼付けて、台枠の幅を所定の9ミリとしました。3ミリのアクリル3枚貼り合わせでも良かったのですが、使った動輪の裏の車軸のところに大きなボスが出っ張っており、これを避けるにはアクリルを削るより真鍮板を切り抜いたほうがはるかに手間がかからないためです。また表面を真鍮としておくことで、あとで動輪から集電しなければならなくなった時にも比較的楽に対応できるし、なんてたって「見た目がかっちょいい!」ですから。まぁ色を塗ったらわからくなってしまいますが…。
しかし、アクリルを削る時に出るカスのハンパなさには参りました。ヤスリじゃらちがあかないので、プラ板カッターをカンナのように使ったのですが、その細かい「カンナ屑」が服やカーペットなど至る所に絡み付いてチクチクするのなんのって。煙突やドームぐらいなら未だしも、もう二度と台枠をアクリルで作ることはないでしょうねぇ。
写真の上に見えているのは、ブレーキ関係のディテールを取り付けた動輪押さえと、プラ、アクリル、燐青銅板で作った先台車。はじめはブレーキシュウもハンガーも全てプラで作ったんですが、後でピンを差し込んだ部分からブレーキハンガーが折れるという事故があったので、一部ハンガーを真鍮で作り直しました。やっぱり真鍮のほうが、自分にとってはきちっとした工作ができます。
その台枠と動輪押さえを組み立てると、下段の写真のようになります。