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気になるバイオニュース、ちょっとマニアックな鉄道模型、心に滲みる酒場、まだバックパッカーという言葉が輝いていた時代の旅の話を中心に、徒然なるままに…


by Katsu-Nakaji

キーストンシェイ、大規模修繕21

煙室側に続いて、火室側のボイラーマウントを作りました。ちょっとわかりにくいですが、写真の丸の部分です。
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留め具本体は0.3ミリ真鍮板。それにリベット(ボルト)植え込み用のお0.4ミリの穴を開け
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切り出して、洋白線を植え込みます(このあと、いろいろあって、3回ほど作り直しました)。
キーストンシェイ、大規模修繕21_d0101131_0263436.jpg


折り曲げて、本体においてどんな感じかチェックです。
キーストンシェイ、大規模修繕21_d0101131_031941.jpg


問題はリベットの縦の列の間に入り込むリム(2枚)をどう付けようかということです。
2ミリ幅に切り出した0.5ミリ真鍮板を、定石通りU字に曲げて左右同時にハンダ付け、ということになるわけですが、植え込んだリベットを埋めないように、またリベットのハンダが緩まないように付けなければなりません。

1回めは「ハンダごてで素早く」ーをトライしました。結果は、せっかくのワークがあっというまにハンダの塊に…。こてにハンダを乗せ過ぎたのと、リムの隙間で毛細管現象が働いたようです。

で、最初からやり直し。今回はリムに薄くハンダメッキをして、バーナーで短時間炙ってみたところ、若干のゆがみはありますが、まぁ成功しました。前後とも、シェイのボイラーマウント恐るべし、です。
キーストンシェイ、大規模修繕21_d0101131_04764.jpg

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Commented by railtruck at 2016-01-25 05:17 x
似た形状のサドルタンクのステップを作った時は、先ずアングルにリベットを打ち出してから、アングルの一辺のみにリブ厚みより少しきつめのスリットを入れ、リブを差し込んでハンダ付けしました。ご参考まで
Commented by Katsu-Nakaji at 2016-01-26 01:12
スリットは考えたのですが、「一辺のみ」は思いつかなかったです。これだと裏からハンダ付けできますね。次に作る機会があれば試してみることにします。
by Katsu-Nakaji | 2016-01-25 00:53 | 9ミリナロー:シェイ | Comments(2)