気になるバイオニュース、ちょっとマニアックな鉄道模型、心に滲みる酒場、まだバックパッカーという言葉が輝いていた時代の旅の話を中心に、徒然なるままに…


by Katsu-Nakaji

9400型、テンダー仕上げ (1)

この機関車の製作もいよいよ終盤、テンダーの仕上げです。

先ずは、一番気になっていた、つるつるのアンダーフレームのサイドにリベットを加えます。

はじめはオーソドックスに、0.3ミリの真鍮線を植え込もうと思ってたんですが、片側10個、アングル2本をハンダで貼り合わせて付けして作ったフレームにきれいに穴を開ける自信がなく(ハンダ接合面がドリル時に浮いてしまうんじゃないかと思ったわけです)、この案は没。

その後、色々考えたものの名案が浮かばずに数日が経ち、終いには「エポキシでちょんちょんしてしまえ」(註1)と悪魔の囁きが…。

しかしそこはぐっとこらえ、工作台に座ってアンダーフレームの溝をなでてる時にふと、「この溝にリベット付き帯板を貼ればいいんじゃない?」と思いつき、0.2ミリの洋白板を3ミリ幅に切り出し、所定の位置にリベットを打ち、溝にはめ込んでみました。すると、なかなか良いではありませんか。早速もう片方も作り、それぞれ接着剤で固定して、めでたし、めでたしです。

次はテンダー固定金具です。テンダー後面はのっぺり感があるので、ややごつく作りました。

材料は0.25ミリの燐青銅板。これにリベットをそれぞれに3個ずつ打ち、さらに0.4ミリ穴を開けて切り出し、幅を0.7ミリ程度に、先を丸く整形します。そして開けた穴に0.4ミリ洋白線を植え込み下面をヤスリとった後で折り曲げ、テンダー上回りときっちり接触するようテンダー床板にハンダ付けしました。分解時の便を考え、テンダーの上回りには固定してません。

床板取り付け部を洋白線植え込みにしたのは、実物のボルト止めがごついからです。

ここで大きなミスを一発。

実物写真を誤解し、内側2本の金具の背の高さを、両脇より若干低くしてしまったのです。なんかそう見えたもんで…。冷静に考えれば高さを変える必要はないわけで、こんなミスをしないですむのですが、模型作りはこんなことの連続です。まぁ、「中島工場仕様」ということにしておきましょう。

固定具の次は、手動ブレーキハンドルです。

0.4ミリ洋白線の組み合わせでハンドル部を作り、それを甲丸にした0.3ミリ真鍮線で割りピンを作りテンダーに留めました。工作自体は簡単なのですが、思った以上にハンドルを垂直に留めるのに苦労しました。

*註1:エポキシ接着剤を針のように先の尖ったものを使って、「ちょんちょん」と材料にのせてリベットを表現する技法。きれいに付けるには熟練を要する。


見にくいですが、テンダー下の銀色の部分です
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Commented by ゆうえん・こうじ at 2010-10-18 14:38 x
テンダー固定金具は手間がかかりますね。なぜかこれのロストパーツというのは出ないし、市販のブラスロコもエッチングなどでさらっと表現しているだけなのでもの足りません。
私は最近は
http://kotenki.cocolog-nifty.com/loco/2010/08/920013-10fb.html
に書いたようにエコ-のエッチングパーツ利用した手抜きでごまかしています。
月末に拝見するの楽しみにしております。
Commented by Katsu-Nakaji at 2010-10-19 01:47 x
ゆうえんさんの記事拝見してました。ドンピシャのバーツはなくとも、使えるのはあったんですねぇ。自分のは不揃いで赤面ものです。
by Katsu-Nakaji | 2010-10-18 02:28 | 12ミリ国鉄9400型 | Comments(2)